セレスコート啓明の日常の食事

4月19日と4月20日の食事を掲載いたします。朝は羅臼のほっけの干物をメインに多くの食材を食べていただくために少量ずつ召し上がっていただいており、セレスコート啓明の料理全般にわたる考え方です昼は一晩じっくりと漬けこんだ腹持ちの良い豚キムチ丼と胡麻入りわかめスープです夜は塩麹に漬け込んだシャケを使ってバター醤油の洋風ちゃんちゃん焼きとリゾット風の和風お粥ご飯という感じです
昨日20日は洋朝食のパンと和朝食の朝がゆの2種類を作ってみましたが梅干しは丸々一個は多いかもしれません。洋食のキノコと茄子のペーストはパンによく合いました昼食は深川丼であさりのぶっかけ汁のような感じですが、漁師飯のような感じで、おそらく江戸深川があさりの漁場だったころからの庶民のファーストフードという感じでしょうか。昆布とあさりのダシが効いてトッピングの生姜がピリッと味を引き締めてくれました夕食はセレスコート啓明の特徴の一つである美味しくて健康的なものとしてノンオイルのとんかつ、エビフライ、ホタテフライを盛り合わせました。これなら安心していくらでも食べられる感じです。温かいうちに召し上がっていただけるようにお出ししているので味はたっぷりの油で揚げたものと遜色はありません。

自家製出来立てのパンと旬の香りをお届けします。

昨日の朝はヘルシーな出来立てのフランスパンと切干大根のトマト煮、スープはじゃがいもとにんじんの豆乳ポタージュ、出来立ての温泉卵、紅茶と定番の自家製ヨーグルトと自家製コンポート添えです。朝は普通のご飯の他にお粥も選択できます。自慢の自家製ちりめん山椒は朝がゆにはぴったりです。
 お昼は診療所のドクターや看護師さんも一緒に入居者と団欒しながら食事をしていますが、何気ない会話の中にも健康への気遣いをしてくれています。そんなことでお昼は若いスタッフもご一緒させてもらうので少しボリュウムのあるものにしています。写真はえびと春雨のエスニック丼と汁物は卵と海苔のみそ汁です。
夜は春の季節を感じていただきたいと思ってふきのとうのみそ汁とふきのとうの味噌和えそしてうどの酢味噌和えをお出ししました。セレスコート啓明では硬直的なメニューに陥ることのない季節感を大切にした食材を利用して料理ができる独特の一連の調理システムを構築して、多種多様な食材を活用しての調理に心がけております。

いよいよ食事も本格的に開始しました。

調理スタッフの訓練も終了して、いよいよ本番の通常通りの食事を開始いたしました。入居者の方はまだおひとりなのですが、毎日オーナーとその家族も入居者の皆様と家族的な雰囲気の中で食事をご一緒させていただきしっかりと見守りをさせて頂きたいと思っております。
 お米は北海道一と言われる生産者こだわりの「ゆめぴりか」を使っています。朝は自家製の焼き立てパン、お粥やご飯から選んでいただけます。
写真は昨日の朝のごはんですがゆめぴりかのごはん、味噌汁は煮干しでしっかりだしを取り、ピュアな天然醸造の味噌を使っています。左下の小鉢はおやすみサラダで北海道十勝の千石豆や大豆、金時豆などを混ぜセロリ、きゅうり、にんじんなどを混ぜたものでさっぱりしたドレッシングで仕上げています。中央の角皿の左上は自家製の余市産の豊後梅で白梅を作り、鰹節とわさびを加え醤油こうじを少々入れて和えたものです。眠っていた胃を目覚めさせ食欲を起こさせてくれます。左下は南瓜の煮物です。右上は昆布とシイタケを甘辛く煮たもので和食の命である妥協のない昆布とカツオでしっかりとだしを取って酒、醤油、みりんで煮込んでいます。そして左下はひじきの煮物でこれもしっかりしただし汁で煮込んでいます。真ん中は古平産のもみじこで程よい塩加減が炊きたてのご飯の風味を一層引き立ててくれます。右下は毎朝定番の自家製ヨーグルトに自家製のコンポートを添えたものです。たくさんの種類のコンポートをご用意し、朝食後のデザート感覚のお楽しみです。セレスコート啓明は出来るだけ化学調味料の入った食品を避けて手作りにこだわっています。そして健康寿命を延ばすために医療のみに頼るのではなく食事こそが医療の根源となりうるとの理念で、直接運営管理により毎日食事と真剣に取り組んでまいります。

昼食はアボガドと明太とろろ丼で、長ねぎをしっかり焼いてスープにした香ばしさの中にさっぱり感のあるものです。昼食時には啓明家庭医療クリニックのドクターやスタッフも入居者の皆さんと家族としてご一緒に食事をさせて
頂きます。入居者の皆さんとの接触を密にして皆さんの健康を見守りたいと考えています。

夕食は旬の根室産の黒かれいの煮つけにし、一日の終わりに体に優しい素材で締めくくっています。せっかく北海道に住んでいて地元の旬の食材を使わない手はありません。確かに海外産の冷凍のかれいに比べたらお値段もはるかに高い物ですが、医食同源で日本一美味しい家庭料理を目指すセレスコート啓明は他のサ高住の倍以上の食材原価をかけています。日常の三食の食事を召し上がっていただければその違いをご理解いただけるものと思います。

セレスコート啓明オープンいたしました。

オープン間際の忙しさでブログの更新が滞って申し訳ありません。ようやく平成30年4月10日サービス付き高齢者住宅セレスコート啓明がお蔭様で開設に至りました。
開設に先立ちスタッフの教育訓練を兼ね、お取引先の皆様を招いてささやかな内覧パーティーを行いました。写真はその時用意させていただいた軽食で全部手作りのものです。


皆様にとてもおいしいと好評を得ましたが、気に入ってくださったのかお客様の中でローストビーフの作り方を教えてほしいとの申し出もありました。そんなことで楽しい家庭的な雰囲気の中で時間が経過したささやかなオープンパーティーでした。

セレスコート啓明は食事を最も大切にし、日本一の家庭料理の提供を目指しています。

セレスコート啓明の入居開始まで一カ月余りになって、通信設備、家具などの打ち合わせも一段落しつつありこれからは最も重視している調理関係の什器備品の活用や調理スタッフ要員の訓練も兼ね、本番に近い食事作りを始めました。
朝食はお粥、ご飯、自家製パンの中から選んでいただけます。写真はお粥の朝食の一例ですが、他にデザート感覚の自家製ヨーグルトと自家製コンポート添えがつきます。北海道の豆は種類も多く栄養価も高いのでいろいろな形で多用しようと思っていますが、写真は甘い金時豆としっかりしただし汁で煮込んだあっさり味の大豆です。自家製昆布とカツオの佃煮、高野豆腐の炒め煮です。他に野菜サラダと自家製減塩梅干し、たらこです。

昼食は皆さん活動されると思いますので少しボリューム感のあるステーキ丼にいたしました。お肉を一晩香味野菜とワインに付け込んで低温調理で仕上げ、外側を強火で炒めて香ばしさを加えて、中は柔らかくジューシーにしたステーキ丼です。バターと付け込んだ香味野菜のエキスと醤油を煮詰めて作った濃厚なソースをご飯やお肉に塗って召し上がっていただきます。スープは美味しい北海道の玉ねぎたっぷりで作ったオニオンスープで血液サラサラの効果があります。

夕食は一日の美味しさと栄養バランスの締めくくりになりますが、今日はお昼にお肉を食べたので夜は魚のたんぱく質をメインにしました。魚も自慢の調理器具で焼いた外側かりっと、中はジューシーに仕上げ熱いうちに食べていただける調理システムを作り上げました。脂の乗った塩サバと、煮干しで取っただし汁の青さ海苔のみそ汁、ひと手間かけて湯出た表面トロリの料亭風湯豆腐、冬の甘いほうれん草の胡麻和え、そして茶わん蒸しと和食のオーソドックスなスタイルにいたしました。

セレスコート啓明では美味しくて飽きない医食同源のコンセプトのもと365日、和食、洋食、中華、エスニックとバラエティーに富んだちょっとおしゃれな日本一の家庭料理の提供を目指しています。

3月28日内覧開始でセレスコート啓明も啓明家庭医療クリニックも4月10日オープン!

長く感じられた建設作業もいよいよ大詰めとなり、お問い合わせいただいた皆様にも3月28日から常駐いたしますので建物内をいつでもご覧いただけるようになります。セレスコート啓明の入居開始は4月10日からとなり、啓明家庭医療クリニックの外来診療も始まります。
 写真はパースですがもう間もなく外観が見られるかと思います。
建物の配置図は一階は駐車場スペースと入居者用の物置そして啓明家庭医療クリニックとノルデン薬局が入ります。
二階、三階はセレスコート啓明の食堂や居室部分になります。
入居者募集の開始は2月26日からとなり、北海道新聞、朝日新聞、日本経済新聞の中央区内の朝刊に折込チラシとして詳しい内容が記載されていますのでご覧いただければ幸いです。なお円山公園内科でもお受け取りいただけますが、郵送ご希望の方はこのブログのお問い合わせフォーム上からもお申し込みができます。

入居者の健康状態を考えたタイムリーな朝食を心がけます。

セレスコート啓明の開業が近づいてきて少しばかり疲労気味なのと、ここにきてインフルエンザが流行ってきているので少し体力をつけようと思って、スタミナが付き風邪の予防にも役立ちそうな朝食にしました。
 写真は焼きおにぎりに牛肉の薄切りオイスター炒めをのせてその上ににんじん、しいたけ、ねぎ、しょうが、白菜、にらをさっと炒めてから、スープに入れて中華のおこげご飯のようにかけて雑炊風にして食べました。少し食欲の低下気味の胃に適度な刺激と風邪の予防に良いとされているねぎ、しょうがをたっぷり入れて身体も温まりました。添え物は自家製のかぶの甘酢漬けです。

セレスコート啓明の厨房は美味しい物を提供するために従来の高齢者住宅の発想とは違っています!

 料理は材料や味付けはもちろん美味しさの基本的要素ですが、他に冷たい物は冷たく、温かい物は温かく、熱い物は熱い状態で食べてもらうことも美味しさを決定的にする要素です。私は旅行が好きで日本旅館などに泊まって部屋で食事をするときなど、天ぷらのなんと美味しくないことか思い知らされてきました。弁当や宴会料理での冷めた天ぷらもなんとまずいことでしょうか。
 反対に家庭で作る天ぷらはプロとまではいかなくてもオープンキッチンで揚げてもらってすぐ食べる天ぷらのなんと美味しいことでしょうか。これは天ぷら専門店でカウンターの目の前で揚げたてを食べるときに限りなく近い状態だからだと思います。
 私は全国250余りの高齢者住宅を見てきましたが、まれに高級有料老人ホームと言われるところで、和食の専門店が天ぷらを出しているところがありましたが、厨房から食卓までの距離や運んでくれる人手が足りないために天ぷらが冷めてしまい日本旅館で食べる天ぷら状態になってしまっていることです。多くの給食スタイルの高齢者住宅では揚げ物は一旦保温庫に入れて置き、一斉に提供するスタイルがほとんどです。多少温かみはあっても衣がべたっとしていて、天ぷら本来の熱くてかりっとした食感とは程遠い物で、長年どうしたら高齢者住宅で美味しい天ぷらを提供できるかを考えていました。少ない人手で多くの入居者に短時間で提供しなければならないという命題の解を求めていましたが、画期的な調理器具を発見しました。幸いセレスコート啓明は小規模であることを生かして従来の高齢者住宅の厨房の設計とは発想の異なる方法でこれを解決することができました。セレスコート啓明のオープンまでその方法の公開はお許しいただきたいのですが、間違いなくセレスコート啓明の揚げ物は目の前の専門店のカウンターで揚げたてを食べるということを除けば最高の揚げ物をご提供できるシステムを作り上げたと思っています。どうぞご期待ください。

七草がゆ...行事食を大切にします。

 
 七草がゆは正月の祝い膳や祝い酒で弱った胃を休めるためと一年の無病息災を願って1月7日に食べる平安時代から続く伝統的な日本の料理です。国内各地ではセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草全てが使用されるわけではなく気候や降雪の関係で七草が摘めない地域では七草を使わない粥を食べるようです。しかしながら今では流通機構も整っていて八百屋さんでは七草がゆセットが手軽に売っています。ただそのままだと胃には良いのかもしれませんが、あまりおいしいとは思えないので、我が家では添え物の肴と一緒に食べます。
 肴と言っても特別作るものではなく作り置きの物や、お粥に合う正月の残りの肴を利用して添えます。写真は左下が七草がゆ、真ん中が黒ごま豆腐にゆず味噌をのせたもの、黒豆、六点盛は時計回りに数の子、梅干し、シャケ、きゅうりの中華和え、イワシの甘露煮、真ん中がちりめん山椒です。
 日本の行事食は四季を感じさせ、食にまつわる歴史やいわれなどがあって日常の食事の中に深い意味をもたらしてくれるものです。そして高齢になってくると、又今年も元気に食べることができたと生きていることのありがたみを実感させてくれるものだと私自身は思っています。セレスコート啓明では行事食を大切に、ちょっと我が家流にアレンジして美味しく健康的に召し上がっていただきたいと思っています。

セレスコート啓明と診療所のオープンは本年4月10日です!

 新年あけましておめでとうございます。
セレスコート啓明から歩いて20分ほどの北海道神宮に新年の参拝に行ってきました。

いよいよセレスコート啓明のオープンまで3カ月ほどになりましたが、4月10日を啓明家庭医療クリニックとセレスコート啓明のオープンの日と決めたいと思っています。セレスコート啓明の入居者の一般募集は2月10日頃を考えており、お蔭様で円山公園内科の患者様関係者のお問い合わせや入居希望なども頂けるような状況になってきました。診療所内で入居資料をお渡ししていますが、国土交通省所管のサービス付き高齢者住宅の全国情報のホームページにセレスコート啓明の入居に関する詳しい資料が掲載されています。http://www.satsuki-jutaku.jp/search/detail.php?house_id=100686
 建物の建設も大和ハウス工業の設計施工で順調に進んでおり、建物内の見学は3月26日以降になりますが外観の様子は写真のようにある程度お分かりいただける状況になってきました。

 又セレスコート啓明の食事関係のスタッフも2月10日頃から募集開始の予定でいますので関心のあります方はお問い合わせください。