地震では多くの皆様に心配の声を頂きましたが、お蔭様で札幌の私どもの地域では日常を取り戻しつつあるような気がしてまいりました。生鮮食品を扱うお店も一部の商品を除けば、正常な状態にほぼ戻ってきているように思えます。私どもセレスコート啓明も朝昼晩と三食も大体思うようにご提供できるようになりました。
昨日の朝は自家製パンを一晩牛乳、卵、はちみつに漬け込んでフレンチトーストにしました。
昼食は汁物代わりの麺とちらし寿司でした。
夕食は玉ねぎとワインに漬け込んだお肉をステーキにさせてもらいました。
何とか食事に力を入れたセレスコート啓明のイメージを保持できたのかなと思っておりますが、まだ復旧に至っていない皆様の一日も早く正常な状態に戻られることをお祈り申し上げます。
お蔭様で9月6日の北海道胆振東部地震を無事乗り切りました。
地震により被災・避難された方に心よりお見舞いを申し上げます。
オープン間もないセレスコート啓明も9月6日早朝の地震に驚かされました。情報が錯綜し電気の復旧に2,3日要するとの情報を前提に対策を講じました。できるだけ非常食に頼るのではなく、日常の素材を使った調理ができないものか思案しました。幸い冷蔵庫や冷凍庫に食材のストックがありましたので、電気が使えなくても食材は2,3日は保存がきくようになるべく冷蔵庫や冷凍庫の開閉を極力少なくして調理を考えました。
問題は調理熱源の確保でしたが、IHなどの安全性を優先の調理器具にしたため電気がなければ全く歯が立たないことでした。幸いガスコンロとガスボンベがあったためにそれでなんとか電気が復旧するまでしのげると思いました。
幸い水は高層マンションの場合ポンプで配水している所は電気がないため断水になるのですがセレスコート啓明は低層なので水の確保には全く支障がありませんでした。もちろん非常用の飲料水はある程度は保存していましたが、調理用の水や洗浄のための水のストックは用意していませんでしたので、断水にならなかったのは不幸中の幸いだと思っています。
よその高齢者住宅ではトイレの水の確保や、調理用の水の確保ができず難儀をしたとの話を聞きましたが、十分とはいえないとは思いますが、非常食に頼らず温かい物をお出しできたことにほっと致しました。地震当日にお出しした食事です。ちょっと遅めのあったかい朝昼兼用の味噌ラーメンと電気がないために暗くなるので早めの夕食にさせていただき腹持ちの良い煮込みハンバーグと冷凍ストックしていたアスパラガスのスープをお出しでき、なんとか地震当日の難関を無事乗り越えさせていただきました。
なおセレスコート啓明地区は7日の朝に電気が復旧して正常な生活に戻らさせて頂き感謝しております。まだ復旧されていない皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。