漬け物はすべて自家製の減塩です

若いころはあまり漬け物が好きな方ではなかった私ですが、年齢を重ねると好みも変わってくるのか漬け物作りも楽しくなってきました。旬の野菜を使った漬物は料理の引き立て役になるばかりか食欲の落ちる夏場などはそれ自体がメインディッシュになります。でも市販の漬物は保存性を考えるせいか、どうしても塩分が高くなりがちです。セレスコート啓明ではこまめにいろいろな漬け物を作りますので塩分も市販の半分くらいの塩分濃度で済みそうです。その分素材の持つ味を感じてもらいやすいと考えています。
 夏場は体を冷やす効果のあるなすの漬物は食欲を増して疲れを解消してくれる効果も大です。また昔から高血圧やのぼせ症の人が食べるとよいとされていますが、低カロリーで低たんぱくと栄養価はあまり高くはありませんがなすに豊富なアントシアニンは抗酸化作用とともに血栓ができるのを防いだり目の疲労を改善する効果があります。
 「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉は私は美味しくて、姑の嫁いびりかと思っていたのですがどうやら子供ができる嫁の体を心配して冷えすぎる弊害を心配してのことだということのようです。なんでも過ぎたるは及ばずのようですね。
 写真は余市の住吉さんから頂いたものでぷっくりして旬のおいしそうななすでしたので8%の塩分濃度でシンプルな塩漬けにしてみました。

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