秋の味覚を求めて余市に行ってきました。

 10月も中旬になると北海道は秋真っ盛りというところですが、果実や穀物の収穫期でもあり各地で獲れる地元の物は安くてうまい物がたくさんあります。そんなことで余市にブドウとリンゴ、ナシ、プルーンなどを買い求めに行ってきました。
 さすがに地元だけあって安くて新鮮な果物が並んでいました。ジャムやスムージの材料にと思って買ってきたのですが、今回はぶどうジュースを作ってみました。いつもは少量なのでそのまま食べることが多かったのですが、完熟したブドウが安かったので入居者の皆さんに飲んでもらったり、デザートに加工して使おうと思って買ってきました。写真はぶどうジュースの作る過程を写したものですが、私は圧力鍋で煮てろ過して作りました。
早速翌日の朝食に砂糖を全く使わないブドウだけのジュースを飲んでいただきました。少量でしたが甘く濃厚なブドウの香りが口いっぱいに広がり、十分満足のいくものでした。

お蔭様でセレスコート啓明が満室になりました。

 先日台風24号の最中、まさに台風の中心ともいえる伊勢志摩国立公園に公共交通機関の乗り継ぎで行ってきました。私の乗った交通機関がすべて最終という危機一髪という経験をしました。
 その際セレスコート啓明の食事の安心安全祈願と食の発展祈願で伊勢神宮に参拝してきました。伊勢神宮の外宮の神様は衣食住を司る神様とされており衣食住に係わるセレスコート啓明としても一度はお参りに行かなければと思っていました。

豊受大神宮のお札がセレスコート啓明の食堂で入居者の皆様の食事を見守ってくれています。

伊勢志摩の定番の風景ですが。

そしていつもの通り、食いしん坊の私は空港で名古屋名物のひつまぶしを賞味いたしました。鰻を蒸さないのか焼いた鰻の香ばしさがだし汁で食べる際には一層の旨味を引き出しているのかと感じ、参考になりました。

伊勢神宮の参拝が功を奏したのか、お蔭様でセレスコート啓明のお部屋が満室になりました。そしてご協力してくださいました多くの皆様に感謝申し上げます。

お蔭様で正常に運営させていただいております。

 地震では多くの皆様に心配の声を頂きましたが、お蔭様で札幌の私どもの地域では日常を取り戻しつつあるような気がしてまいりました。生鮮食品を扱うお店も一部の商品を除けば、正常な状態にほぼ戻ってきているように思えます。私どもセレスコート啓明も朝昼晩と三食も大体思うようにご提供できるようになりました。
昨日の朝は自家製パンを一晩牛乳、卵、はちみつに漬け込んでフレンチトーストにしました。

昼食は汁物代わりの麺とちらし寿司でした。

夕食は玉ねぎとワインに漬け込んだお肉をステーキにさせてもらいました。

何とか食事に力を入れたセレスコート啓明のイメージを保持できたのかなと思っておりますが、まだ復旧に至っていない皆様の一日も早く正常な状態に戻られることをお祈り申し上げます。

お蔭様で9月6日の北海道胆振東部地震を無事乗り切りました。

 地震により被災・避難された方に心よりお見舞いを申し上げます。
オープン間もないセレスコート啓明も9月6日早朝の地震に驚かされました。情報が錯綜し電気の復旧に2,3日要するとの情報を前提に対策を講じました。できるだけ非常食に頼るのではなく、日常の素材を使った調理ができないものか思案しました。幸い冷蔵庫や冷凍庫に食材のストックがありましたので、電気が使えなくても食材は2,3日は保存がきくようになるべく冷蔵庫や冷凍庫の開閉を極力少なくして調理を考えました。
 問題は調理熱源の確保でしたが、IHなどの安全性を優先の調理器具にしたため電気がなければ全く歯が立たないことでした。幸いガスコンロとガスボンベがあったためにそれでなんとか電気が復旧するまでしのげると思いました。
 幸い水は高層マンションの場合ポンプで配水している所は電気がないため断水になるのですがセレスコート啓明は低層なので水の確保には全く支障がありませんでした。もちろん非常用の飲料水はある程度は保存していましたが、調理用の水や洗浄のための水のストックは用意していませんでしたので、断水にならなかったのは不幸中の幸いだと思っています。
 よその高齢者住宅ではトイレの水の確保や、調理用の水の確保ができず難儀をしたとの話を聞きましたが、十分とはいえないとは思いますが、非常食に頼らず温かい物をお出しできたことにほっと致しました。地震当日にお出しした食事です。ちょっと遅めのあったかい朝昼兼用の味噌ラーメンと電気がないために暗くなるので早めの夕食にさせていただき腹持ちの良い煮込みハンバーグと冷凍ストックしていたアスパラガスのスープをお出しでき、なんとか地震当日の難関を無事乗り越えさせていただきました。


なおセレスコート啓明地区は7日の朝に電気が復旧して正常な生活に戻らさせて頂き感謝しております。まだ復旧されていない皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

北海道の旬の味が届きました。

 今年はさんまが豊漁のようで何よりです。新鮮な北海道の味ともいえるサンマは煮て良し焼いて良し、おまけに青魚の栄養素を持つ素晴らしい食材です。
 季節を感じさせるサンマを早速夕食に塩焼きで召し上がっていただきました。新鮮なので敢て頭も内臓も取らずにそのまま塩焼きにしました。皆さんサンマの塩焼きが大好きということでほろ苦い内臓も美味しそうに召し上がっていただきました。
セレスコート啓明では外側パリッと焼けて中がジュ―シーになる調理器具で焼いており、すぐ温かいままでお出しできるので焼き立ての塩焼きの美味しさを味わっていただけます。今年も又北海道の旬の味を味合わせてもらい生きていることに感謝です。
 

夕食

 夕食は一日の終わりで最も楽しみな時間帯です。出来るだけヘルシーで毎日食べても飽きないものを心がけています。写真はエビフライとひと口ヒレカツですが、フライはノンオイルで作るセレスコート啓明の自慢の料理の一つです。皆さんフライが好物の方は多いと思いますが、油が気になりコレストロールの高い方などは敬遠しがちですが、ご安心ください。油で揚げなくても熱々で食べられるフライは油で揚げるフライと遜色がありません。
 
 セレスコートのスタッフがお盆休みで田舎へ帰った時のお土産で乾燥したしじみをくれました。しじみはご存知のように健康食品ですが、うまみも凝縮されています。それを使って早速炊き込みご飯を作りましたがとても美味しくお替りしてしまいました。メインのニシンの一夜干しもひと手間かけて、鎌倉漬けにしたものです。
 
 高齢者住宅では価格や鮮度の面で敬遠されがちなお刺身なども積極的に召し上がっていただいております。写真はカツオのたたきですが、DHAやEPAも豊富で薬味もつけて召し上がれば食欲も増します。

直近の朝食

 一日の始まりの朝食はとても大切なものです。セレスコート啓明では、朝食に毎朝自家製のヨーグルトとコンポートそして最近好評で定着したスムージを和洋食の区別なくデザート感覚で添えさせていただいております。
 食事の妨げにならず、毎日食べても飽きなく美味しい物になったと自負しています。スムージはセレスコートスペシャルと勝手に命名し9種類の食材を程よくミックスしたこれだけでも健康寿命を延ばせると一人悦に入っています。(笑)
写真は朝がゆですが、自家製の梅干しと鰹節、わさび、醤油で作った練り梅はお粥にぴったりです。卵雑炊も朝食向きかもしれません。
 今トウモロコシの時期ですのでトウモロコシのビシソワーズを昨日作りました。スープの素やブイヨンなどを使わずに野菜だけのスープは新鮮な野菜だからこそ味わうことのできるものです。トウモロコシの芯もよくだしが出ます。
パン食も選べますが、これは焼き立ての自家製のフランスパンで、外側カリッと中があったかくふわふわした食感は朝食の時間に合わせて焼き上げるセレスコート啓明の自慢の一つです。

昨日の夜作って、冷やしておいたトウモロコシのビシソワーズは今日のパン食にぴったりでした。

セレスコート啓明のスタッフは入居者の皆様と家族として食事をご一緒させていただいております。

 入居者とその家族の皆様からセレスコート啓明の食事は美味しいとお褒めの言葉を頂きました。スタッフ一同にとって何よりの励みになります。
素朴な家庭料理なのですが、食材や調理に気を使っている積りでもいつの間にかマンネリ化することの無いように調理スタッフも入居者の皆様と一緒に家族の一員として食事をさせて頂いております。このことはスタッフも自分たちが作った食事が自ら確認できるとともに入居者の皆様の嗜好の傾向なども肌で感じることができ、緊張感を保ち続けることができます。又入居者の皆様との食事の時の楽しい団欒は小規模なるが故の賜物だと感謝しています。
 直近の食事の様子をお知らせしたいと思いますが、昼食は麺類の時はうどんやスパゲッティー、そばなどを召し上がっていただいております。冷やしうどんに鯖缶とカイワレ大根をのせて食べました。そして自家製の紫蘇ジュースを添えて夏バテ防止メニューにしました。
北海道は今夏野菜の最盛期に入りました。そこでラタトゥイユを作ってスパゲッティーをメインにスモークした鶏肉とオニオンをスライスしたサラダと冷凍しておいたグリーンアスパラのスープも添えさせていただきました。

朝食の定番のヨーグルトの他スムージを完成させました!

お蔭様でセレスコート啓明のお部屋も残すところ1室になりました。入居者の皆様も現在のお住いの整理に時間がかかるのか、入居もボチボチというところですがスタッフは日本一健康的で美味しい家庭料理の高齢者住宅を目指して張り切ってお待ちしております。
まだ試行錯誤の部分もありますが、入居者の皆様のご要望に出来る限りお応えできるように奮闘しております。
一日の始まりの朝食に健康的な食材の定番として毎日欠かさず召し上がっていただくものとして、自家製ヨーグルトとコンポート、そしてスムージをご提供することにいたしました。他の食事の妨げに足らないようにデザート感覚で毎日召し上がっていただいても美味しく飽きないものを完成させたと自負しています。
写真はすべて自家製の手作りで、ここまで徹底しているこだわりは、日本広しといえどもセレスコート啓明だけだろうと自負しています。
 試行錯誤の結果完成させたスムージは、「飲む輸血」、「奇跡の野菜」ともいわれるビーツ、赤じそから作った自家製紫蘇ジュースの原液、小松菜、アボガド、豆乳、バナナ、パイン、リンゴ、水などを程よくミックスさせて毎日飲んでも美味しく飽きないものとして完成させました。効能は一般的に免疫力を高め、がん予防、老化防止、腸内環境を整える、肝臓の健康を保ちたい、血圧が高い、生活習慣病を予防したいなど健康維持には最適な組み合わせと思っています。
 札幌近郊の小野好彰様提供の新鮮なビーツは皮から茎や葉まで余すところなく活用できる優れた野菜です。ありがとうございました。また当別町で購入した赤じそは自家製の一年分の紫蘇ジュースの原液に変貌いたしました。これからも価値ある近郊野菜を探してセレスコート啓明の皆様の健康寿命を延ばすことに邁進する所存です。

小樽に買い出しに行ってきました。

小樽は道内では歴史のある街で、私の好きな街の一つです。近年は観光の町としてにぎわいを見せていますが、近郊で獲れる山の幸や海の幸が豊かな街で、港には外国船も出入りして、坂の多さも神戸のような雰囲気を醸し出しています。釣りでは時々出かけますが、気分転換の買い物も時には思わぬお買い得品に巡り合います。札幌から車で40分程で行け、東京からの横浜、大阪からの神戸といった感じでしょうか。
 そんなことで生のパイナップルがとても安いのがありましたので出来るだけ果物の形を残したコンポート仕上げにしました。
そして近海で取れたホッケは卵と味噌、塩、かたくり粉を入れてすり身にしていつでも味噌汁やお吸い物の具として使えるように当面使うものは生で、それ以外の物は冷凍保存しました。
そして今回の主たる目的は寿都産のちりめんですが、以前に買った物よりもちょっとお高く一瞬どうしようか迷いましたがこの時期が旬なので思い切って買いました。京都から取り寄せた青山椒の実と昆布だし、酒、薄口しょうゆ、などとじっくりと炊き込み真空パックにして冷凍保存しました。朝がゆにはぴったりの作り置きお惣菜ですが、柔らかく京都のちりめん山椒よりおいしいと自負しています。もう一つはホタテの稚貝です。これは間引きして廃棄同然の物なのか一山で何と130円というお値段で驚きました。味噌汁用の具材として少しとりわけ、残りは酒蒸しにしてサラダのトッピングに使うことにしました。
そして新鮮なうちにみそ汁の具として食しましたが、ホタテの甘みが感じられる品のいい味噌汁でしたが、お吸い物の方があっているように思いましたので、次回はお吸い物にしようと思っています。